空の鳥幼児園 支援プログラム
1.事業者
名称 | 社会福祉法人 イエス団 |
---|---|
所在地 | 兵庫県神戸市中央区吾妻通 5-2-20 |
連絡先 |
|
代表者氏名 | 理事長 神﨑 清一 |
設立年月 | 1954年7月12日 |
2.事業所の概要
事業所の種類 | 児童発達支援センター |
---|---|
事業の目的 | 心身の発達に支援の必要のある子どもの療育 |
事業所の名称 | 空の鳥幼児園 |
事業所の所在地 | 伏見区向島ニノ丸町151 |
電話番号等 |
|
施設長 | 平田 義 (兼任) |
事業所の運営方針について | 当園は、キリスト教主義に基づく「一人ひとりを大切に」という基本理念の下、子どもたち一人ひとりが持っている賜物を存分に生かしながら、活き活きと活動できるよう支援し、 その子らしい発達が成し遂げられるように療育を行います。 |
開設年月 | 1978年4月1日 |
利用定員 | 30人 |
3.支援プログラム作成日
2025年3月1日 |
4.療育日と療育時間
療育日 | 月曜日から金曜日(行事により土曜日の療育を行うこともあります) |
---|---|
開所時間 | 8:00~17:30 |
療育時間帯 |
|
休業日 | 日曜、国民の休日及び年末年始、その他 |
5.発達支援方針と内容
(1)発達支援方針
- 個々の子どもさんの特性に応じた集団を保障し、集団の中での一人ひとりの育ちを支援します
- 子どもさんの豊かなそだちを保障し、自己を十分に発揮することができる生活環境を設定します
- 併設する野の百合保育園の子どもたちと共に育ちあう環境の中で、豊かな感性が育つことを大切にします
- 当園では給食を食育の一環としてとらえ、楽しく食べることはもちろん、栽培、調理などの体験を通して、食への関心を高めながら生きる力へとつなげていきます
(2)発達支援内容
1)健康・生活
- 毎日の登園の中で睡眠・食事・排泄リズムを整え、一人ひとりにとって健康に心地良く過ごせるようご家庭との連携を行っていきます。
- 生活習慣の毎日の積み重ねから身の回りの動作を知り、職員と共に行ったり、お友だちの姿を見ながら、少しずつ自分でやってみようという思いが引き出されるようにし、無理なくすすめていきます。
2)運動・感覚(身体づくり)
- 子どもたちが楽しめる遊びや遊具、色々な素材に触れることを通して、個々の発達に応じた運動や操作の要素を取り入れ、楽しく身体づくりができるようにしています。
- 身体を使う楽しさに気付き、そこから得られる好きな感覚や好きなこと、好きな遊びが広がっていくように支援します。
- 外からの感覚を取り入れたり調整をしながら、色々な感覚に親しんでいきます。
3)認知・行動
- 遊びや遊び方が選択できる環境を整え、主体的に遊び込めるよう支援していきます。
- 遊びを通して知ること、感じることが遊びの世界を広げていくと共に、子ども自身の知っていることが増えていくように援助していきます。
- 様々な経験を通し、達成感を味わうことで自信を持ち、「自分は自分で良いんだ」という気持ちを育むことを大切にしています。
4)言語・コミュニケーション
- 職員との密な関わりの中で、互いに思いを共感しあうことを大切にし、安心できる関係性を深めていきます。
- 安心できる関係を通して、伝えたい思いや伝わった喜びが感じられるような関わりを大切にしています。
5)人間関係・社会性
- 安心できる環境の中で自分を十分に発揮し、職員が思いを受け止めることで、人とのつながりが広がっていくように支援しています。
- 職員がお友だちとの間に介入し、好きなことや遊びを通して他者に気付き、共に笑い合い、時にはやりとりをしてお友だち関係を深めていきます。
- 社会的なルールに気付き、自分もお友だちも大切にできるよう支援していきます。
6)インクルージョンの推進
- 併設されている野の百合保育園のお友だちと一緒に過ごすインクルーシブ保育の中で、「自分も大好き、お友だちも大好き」と互いに思い合う、感性豊かな心を育んでいくことを大切にしています。
- 地域の保育園や幼稚園への転園のご希望について相談を承ります。
(3)家族支援
- 子どもさんの健やかな育ちに必要な知識や特性に応じた手立てを共有するために療育説明会、個人懇談会、参観を持ちます。療育職員の専門的知識の提供により、子どもさんへの理解を深めることを支援します。
- 保護者会、家族交流会を通して、情報交換の場や楽しい交流の場を設け、兄弟姉妹児にとっても楽しい経験ができる場を提供します。
- 土曜日に園開放日を設け、ご家族で安心して遊べる場を提供します。
(4)移行支援
- 就学、就園等子どもさんの進路に関しましては、必要に応じて相談を承ります。保護者の意向を伺いながら、移行に向けた準備を共に考えていきます。引き継ぎ書を作成し、速やかな移行支援を行います。
- 子どもさんの関係する医療、保健、治療、訓練施設等と連携を図り、子どもさんの健やかな発達を支援します
- 併設されている野の百合保育園の子どもたちと共に育ちあう環境を大切にし、“子どもは子どもの中で育つ” 経験を豊かな育ちにつなげていきます。
(5)地域支援・地域連携
- 発達支援に関する地域の中核的役割として、地域の保育所等や障がい児通所事業所、放課後デイサービスへの地域支援(後方支援)を行っています。
- 保育所等訪問支援事業を行い、子どもさんが地域で生き生きと自分らしく過ごせるように保育所・幼稚園・小学校等への訪問支援を行っています。
- 医療的ケアが必要なお子さんへの地域支援として、京都市南部医療的ケア児等地域支援コーディネート事業TOMOTの一員として相談を承っています。
(6)職員の質の向上に資する取り組み
- 事業所の提供する支援の質を確保するため、事業所内研修の実施や外部研修への参加を積極的に行っています。
1)事業所内研修
- 子どもの権利擁護、虐待防止に関する研修
- 空の鳥幼児園、野の百合保育園全職員の合同研修(子どもの発達に関する研修)
- 発達支援の知識、技術向上に関する研修
- 医療的ケアの知識、技術、子ども理解の向上に関する研修
- 保護者支援に関する研修 など
2)外部研修
- 法人主催の研修(キリスト社会福祉、個々の資質向上に関する研修)
- 子どもの権利擁護、虐待防止に関する研修
- 発達支援の知識、技術向上に関する研修
- 医療的ケアの知識、技術、子ども理解の向上に関する研修
- 保護者支援に関する研修 など
(7)主な行事
- 誕生会、季節行事(夏まつり、運動会、クリスマス祝会、造形展等)を行います
- お泊り保育(年長児対象)、園外保育(全園児対象、各クラスごと)を行います
- 療育内容に、年間数回のクッキング活動を取り入れています。
- 子どもさんの健やかな育ちに必要な知識や特性に応じた手立てを共有するために療育説明会、個人懇談会、参観を行います。
- 保護者会、家族交流会を通して、情報交換の場や楽しい交流の場を設け、兄弟姉妹児にとっても楽しい経験ができる場を提供します。
(8)送迎について
- 送迎に大型バス1台、ワンボックスカー1台を使用し、主に伏見区地域を運行しています。
- 向島近隣の方は、バス乗車定員の限りがあるため、親子登降園をお願いしています。